クリスマス島はキリバス共和国東端の島で、ハワイの真南2000km、北緯1.5°の赤道直下にある
ライン諸島の中の一つの島で、1979年にイギリス統治領から独立したキリバス共和国内最大の島です。
1777年のクリスマスイブに、キャプテンクックが日食の観測の為に上陸したことにちなんでその
名が付けられました。
★ KIRITIMATI Is. Republic of KIRIBATI ★
周囲は160km、島の北側にはラグーンと呼ばれる内海が広がり500個の塩湖で出来ています。
珊瑚礁だけで出来た島としては世界最大で388km2
その大きさは東京23区とほぼ同じ広さで淡路島やシンガポールに匹敵する大きさがあるのですが...
島の標高が平均1.5mしか無いために潮が満ちる大潮の日にはその面積は1/3になってしまします。
赤地に黄の軍艦鳥と太陽はイギリス植民地時代の旗にあった紋章が基。
青と白の波形は南太平洋の海洋国であることを表しています。
US$とAUS$が使えますが、実際のレートに差があっても島の人達はそんな事は関係なく、同じレートで支払いをします。ww
★ DIVE KIRIBATI ★
ここはアメリカ人のキムさんが経営する、島で唯一のダイビングサービスです。
今回の旅行の為に、ダイビングのライセンスも取得していたのですが
出発前に鼓膜の障害を起こしてしまい断念 (;_;)
で... しかたなくシュノーケリングに出掛けましたw
ガイドのカオスくんはなんと!
島で出会った人の中で唯一流暢に日本語を話す貴重な人物。
普段はタラワの大学に通っていて、今はたまたま帰省中
アルバイトでダイビングショップのガイドをしているそう。
彼に聞いた話では....
出発前の「エアキリバス・フライト中止かも(?)」のトラブルは
お役人達のパーティー好きが高じて国家のお金を使い果たし
エアキリバスに対する支払いが滞った為だったとか・・・(-"- )
さすがっ! 陽気に歌って踊る南の島……。
島の豊富なプランクトンを食べにマンタが群をなしてやって来ます。
点在する塩湖の岸辺近くを取り巻く赤い物質は地球の大気を酸素に変えてしまったという
27億年前の生物"ストロマトライト"の仲間、植物プランクトンの藍藻(ランソウ)です
実はこの藍藻がクリスマス島を取り巻く全ての生き物の源となるんですね( ̄ー ̄)♭
クリスマス島周辺海域は、東から西に吹く貿易風と地球の自転によって
北極や南極からの深層海流水が沸き上がる赤道湧水という現象が起きています。
深層海流水の豊富なミネラルは、月に二回の大潮の日に塩湖に注がれ
そこで大量のプランクトンを育み、再び訪れる大潮に乗って植物プランクトンと共に海に帰ります
近海では植物プランクトンを目当てに大量の動物プランクトンがに発生し
そのプランクトンの恩恵を受けてたくさんの魚が育つのです。
目を見張るほど青く美しく輝くブルーフィン・トレバリーの群
やたらといる、蟹三種 (笑)
雨の降った後などは、島の周囲に一本しかない道路におびただしい量の蟹達が這い出して来ます。
名運転手イォ・トゥバさんもこれを避けて通るのは至難の業(≧∇≦)・゜・。
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