翌朝、早朝五時の出発で渡船にて いよいよ目的のポイント”ペキンの鼻”へ向かいます。
人の手の入らない知床の自然は雄大で 心の中に、忘れかけている何かが伝わって来るよう... さすが世界遺産!
”ペキンの鼻”の番屋と風景 写真手前の、こんな小さなせせらぎにも 産卵場所を求めてカラフト達は遡上していきます。
一見とてものどかな光景なのですが... この丘の上はヒグマたちの絶好の遊び場 (^_^; そして当然、私たちは彼らにとってはご飯です(笑)
でも、人間もこのぐらいいれば彼らも下りては来ないでしょう。。。 ・ ・ ・ 流れに逆らって小川を遡上していくカラフトの雌 魚達は淡水に触れることによって 体の色がシルバーから黒っぽいいろに変化していきます。
一つ目の難関まで来ると、もうみんな真っ黒ヾ(≧∇≦) 体長の何倍もある滝を、これから幾つも遡って産卵の地に挑むのです。
でも、自然は甘くはありません 争いに敗れ、途中息絶えた雄達。
そして... 自然は時に優しい 冬の過酷な環境の中でもしっかりと根を張り 輝くような黄色い花を咲かせる多年草の”エゾオグルマ” 岸に散らばる小石は初秋の陽の光を受けて ほの暖かく、ちょっと横になるとそのままお昼寝モード...
写真中央にいるのは 高音でうるさく「ジ〜」っと鳴く”コエゾゼミ”
ここは熊宿の番屋 陽もずいぶんと昇って来たので 待ってました!のお弁当★
いただきま〜すヾ(@^▽^@)ノ♪
目の前に見えるのは国後島 あそこが外国だなんて。。。ウソみたい
そうそう。 コレが今回の旅のターゲットPINK SALMON<カラフトマス>くんです。 「すぐにリリースするから、そんな恐い顔しないでよ〜ヾ(≧∇≦)」
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